ある日の英語の授業。
「How are you?」
そう問いかけると、小さな声で “I’m fine.” と返ってくる。
最初は恥ずかしそうに。
視線を落としながら、ためらいがちに。
けれど、何度も挑戦するうちに、少しずつ声が大きくなる。
やがて顔を上げ、相手の目を見て言えるようになる。
英語を話せたという経験は、単なる教科の達成ではありません。
それは、自分の世界が少し広がった瞬間です。
「通じた」という実感が、自信へと変わる瞬間です。
その瞬間を、地域から支える仕事があります。

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あなたの役割
今回募集するのは、英語学習支援隊員です。
舞台は、玉川村立の小学校・中学校。
子どもたちの日常の教室が、あなたの活動の場になります。
担任教員と連携し、T・T(ティーム・ティーチング)形式で授業を行います。
単独で授業を担うのではなく、学校の先生と協働しながら支援する体制です。
授業づくりの段階から意見を交わし、学級の状況に応じた関わりを設計していきます。
役割は、英語の知識を教えることだけではありません。
・英語で話すことへの心理的ハードルを下げること
・子どもが安心して発言できる空気をつくること
・ちょっとしたことでいいから小さな成功体験を積み重ねさせること
声が小さい子に、さりげなく問いかける。
間違えても大丈夫だと、言葉でなく態度で示す。
うまく言えた瞬間を、クラス全体で共有する。
その積み重ねが、「英語って、ちょっと楽しいかも。」という感覚を育てます。
やがてそれは、「もう一度やってみたい」という挑戦心へと変わります。
ICTを活用した学びの推進

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また村では、ICTを活用した学力向上にも取り組んでいます。
そのため英語学習支援隊員には、次のような業務への関与も想定されます。
・デジタル教材の活用支援
・発音確認アプリ等の導入提案
・タブレットを活用したスピーキング練習
・オンラインによる交流機会の企画検討
・連携大学とのオンライン学習
ICTは目的ではなく手段です。
子どもが「調べる」「発信する」「共有する」といった経験を重ねることが目的です。
自分の声を録音して振り返る。
海外の同世代と画面越しに会話する。
世界の出来事を英語で調べ、自分の意見を発表する。
英語は、ICT教育との親和性が高い教科です。
地域とともに育てる英語教育
英語教育は、学校だけで完結するものではありません。
地域に暮らす大人の姿勢や価値観も、
子どもたちの学びに影響を与えます。
地域行事で英語を使った案内を行う。
海外との交流機会を企画する。
福島空港を活かした国際理解プログラムを検討する。
教室で学んだ言葉が、地域の中で実際に使われる。
その経験は、「勉強」から「実感」へと変わります。
玉川村には空港があります。
世界とつながる玄関口が、すぐそばにあります。
だからこそ、英語は遠い外国の話ではありません。
自分たちの暮らしと地続きの力です。
英語学習支援隊員は、学校と地域をゆるやかにつなぐ存在でもあります。
教育の現場に立ちながら、地域の未来の可能性を広げていく。
小さな教室から始まる挑戦が、やがて地域全体の学びの質を高めていきます。

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活動後の展望
この経験を、単なる経験で終わらせることはありません。
T・Tによる授業実践。
ICTを活用した教育改善。
地域と連携した企画立案と実行。
これらは、教育分野における具体的かつ再現性のある実務実績として蓄積されます。
任期後は、
村内での教育関連事業の立ち上げ、
オンライン学習支援の展開、
教職への挑戦、
EdTech分野への参画など、
多様な選択肢が広がります。
実際に、地域おこし協力隊の任期中に教職課程を修め、教員として新たな道に進む例もあります。
現場での実践経験を土台に、教育の専門職へと進むことは十分に現実的な選択肢です。
3年間で築いた信頼と実績は、履歴書に書ける経歴であると同時に、自身の教育観を確立する時間でもあります。
地域おこし協力隊の活動を通して、教育に携わる新たなキャリアへ踏み出す。
その可能性も、この挑戦の先にあります。
求める人物像
高度な専門資格や豊富な経験以上に、私たちが重視するのは姿勢です。
子ども一人ひとりの違いを受け止め、
小さな変化を見逃さずに向き合えること。
担任教員と協調し、
対話を重ねながら役割を果たせること。
地域の一員として礼節を大切にし、
保護者や住民との信頼関係を丁寧に積み重ねられること。
こうした円滑な連携を図るための基本的なコミュニケーション力と協調性は不可欠です。
報告・連絡・相談を適切に行い、相手の立場を尊重しながら関係を築ける方を求めています。
小さな村だからこそ、あなたの言葉や関わりは確実に届きます。
その影響の大きさを自覚し、誠実に行動できる方を歓迎します。
最後に
教室で交わされる、ほんの一言。
「Hello」
その小さな声が、やがて自信に変わる瞬間があります。
英語を話せるようになることがゴールではありません。
自分の言葉で伝えようとする勇気。
間違えても、もう一度挑戦する姿勢。
世界は広いと知る視点。
それらを育てることが、この役割の本質です。
子どもたちの成長に寄り添い、地域の未来を支える。
玉川村で、子どもたちの「はじめての一歩」を一緒に育てませんか。
【玉川村】
福島県の中南部に位置する玉川村は、人口約6,000人弱の自然豊かな村です。
阿武隈山地の西斜面と阿武隈川東岸の平坦地からなり、四季折々の美しい景観が広がっています。
村の最大の特徴は、その抜群の交通アクセス。
東北自動車道と繋がるあぶくま高原道路が村内を通り、玉川ICを有しています。
さらに福島県の空の玄関口である福島空港があり、札幌(新千歳空港)や大阪(伊丹空港)への直行便が就航。
東京からは230km、車で約3時間、新幹線利用なら郡山駅経由で約2時間と、首都圏からも好アクセスです。
「田舎なのに意外と便利」—それが玉川村の魅力。
豊かな自然と利便性が共存する、まさに理想的な田舎暮らしが実現できる環境です。
【アクセス】
【列車】
- 東北新幹線で東京→ 郡山 (95分)、JR水郡線で郡山→ 泉郷駅 (35分)
【車】
- 東京-(120分)→ 矢吹IC -(10分)→ 玉川
【バス】
- バスタ新宿-(222分)→ 須賀川-(30分)→ 玉川
【飛行機】
- 大阪(伊丹空港)→福島空港(約70分)
- 札幌(新千歳空港)→福島空港(約95分)
福島県内主要都市(郡山市、いわき市、白河市)へも1時間程度でアクセス可能です。

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