福島県玉川村。
その村の中を流れる阿武隈川のそばに、
水上アクティビティ拠点「カヌーみなと」があります。
川があり、山があり、広がる空がある。
玉川村には、まだ活かしきれていないフィールドがあります。
しかし、自然があるだけでは人は集まりません。
体験として設計され、
安心して参加でき、
何度も来たくなる仕組みがあって初めて、
地域の価値は伝わります。
今回募集するのは、その「仕組み」をつくる人です。
この村に、「また来たくなる導線」を一緒に残しませんか。
通過地点ではなく、わざわざ体験しに行く場所へと変えていく。
その力を貸してほしいと考えています。

※画像はイメージです。
なぜ今、アクティビティなのか
近年、観光の潮流は「見る」から「体験する」へと移りつつあります。
特に自転車や水上アクティビティは、リラックス効果があり初心者でも参加しやすく、
家族や仲間と共有できる体験として注目されています。
玉川村には、自転車で走りたくなる道や里山風景、カヌーやSUPが可能な水辺環境があります。
一方で、プログラム化や広報、運営体制の整備はまだまだ始まったばかり。発展途上です。
この可能性を、持続可能な体験コンテンツへと育てていく。
それが、「アクティビティ創出・支援隊員」の役割です。
今抱える課題
カヌーやSUPは、水と風を感じる魅力的なアクティビティです。
一方で、冬になると水上のアクティビティ事業は止まります。
川は流れ続けていても、事業としての動きは止まってしまう。
これは自然条件だけの問題ではありません。
「体験の設計」が季節に依存しているという構造的な課題でもあります。
水辺の価値を、年間を通してどう伝えていくのか。
ここに、大きな余白があります。
現在の流れもシンプルです。
体験に来る。
楽しむ。
帰る。
もちろん、それ自体は素晴らしいことです。
しかし、地域全体への波及という視点では、まだ十分とは言えません。
体験があることと、地域ブランドになることは別の話です。
「玉川村といえば水上アクティビティ」と自然に語られる段階には至っていません。
物語として語られ、人に紹介され、また訪れたいと思われる存在へ。
そこまで育てていく挑戦です。
村を感じ、体験価値を創る
着任後は、まず村内を「遊び手の視点」で一緒に歩きましょう。
地域の人々の話を聞き、その背景にある営みや技術を、あなたの感性で捉え直していきます。
そこから、「体験できること」を設計していきます。
活動内容は固定されたものではありません。
村の状況やあなたの強み、挑戦したいテーマによって広がっていきます。
たとえば―
阿武隈川でのカヌー・SUP体験の充実。
体験会の企画、安全管理の仕組みづくり、環境整備。
季節や時間帯を変えたプログラム、
川辺を活かしたイベントや学びの企画など、
「川を眺める場所」から「川と関わる場所」へと価値を広げていくこともできます。
たとえば―
里山トレッキング、農業体験、季節ごとの自然観察会。
地域の人にとっては日常でも、外から見れば特別な体験です。
空港がある村ならではの飛行機観察ツアー、
朝の風景を楽しむプログラム、親子向けの自然遊びワークショップ。

※画像はイメージです。
切り口次第で、可能性は広がります。
既存の活動を支えることも大切な役割です。
同時に、新しい連携を生み出すことも重要です。
点と点をつなぎ、 活動を「単発」から「流れ」へ。
大切なのは、自然・人・活動を結びながら、
「また来たい」「誰かを連れてきたい」と思ってもらえる体験を設計すること。
参加者の声を集め、改善を重ね、
関係人口や交流人口へとつながる仕組みをつくること。
体験を一度きりで終わらせず、
物語として続いていく設計を目指します。
不安を感じている方へ
ここまで読んで、「自分にできるだろうか」と感じた方もいるかもしれません。
地域おこし協力隊の活動は、完成されたプロジェクトに参加する仕事ではありません。
手探りで進みながら、一緒に形をつくっていく仕事です。
最初から完璧である必要はありません。
わからないことを素直に聞き、地域の人に教えてもらいながら前に進めることの方が大切です。
行政の担当者もいます。
多くの地域おこし協力隊もいます。
地域で活動するプレイヤーもいます。
村には相談できる仲間がいます。
一人で抱え込む仕事ではありません。
求める人物像
特別な資格は必要ありません。
重視するのは、「楽しさを共有できるかどうか」です。
- 地域の声を丁寧に聞ける人
- 何気ない風景の中に面白さを見つけられる人
- 参加者の目線で考えられる人
- 自分の体験を言葉にして伝えられる人
カヌーやSUPなどの水辺アクティビティの経験があれば歓迎しますが、
必須というわけではありません。
また、この役割は単なる企画者ではなく、
地域おこし協力隊として村とともに歩む立場です。
地域の一員として信頼関係を大切にできること。
報告・連絡・相談を丁寧に行えること。
安全や約束を守れること。
そうした基本を積み重ねながら、正解のない仕事に向き合える人を求めています。
「この川でSUPをしたら気持ちよさそうだ」
「この坂道を自転車で駆け抜けたら最高だ」
そのワクワクを、自分だけで終わらせず、地域の価値へと変えていける人。
その気持ちがあるなら、すでに十分なスタート地点に立っています。

※画像はイメージです。
最後に
体験づくりは、一朝一夕で結果が出る分野ではありません。
だからこそ、小さな挑戦を積み重ねられる人と進みたいと考えています。
玉川村を通過する人を、体験する人へ。
体験した人を、応援してくれる人へ。
その変化は派手ではないかもしれません。
けれど確実に、村の未来を築いていきます。
前例をなぞるのではなく、可能性を広げる挑戦へ。
玉川村で、体験の未来を一緒に設計しませんか。
【玉川村】
福島県の中南部に位置する玉川村は、人口約6,000人弱の自然豊かな村です。阿武隈山地の西斜面と阿武隈川東岸の平坦地からなり、四季折々の美しい景観が広がっています。
村の最大の特徴は、その抜群の交通アクセス。東北自動車道と繋がるあぶくま高原道路が村内を通り、玉川ICを有しています。さらに福島県の空の玄関口である福島空港があり、札幌(新千歳空港)や大阪(伊丹空港)への直行便が就航。東京からは230km、車で約3時間、新幹線利用なら郡山駅経由で約2時間と、首都圏からも好アクセスです。
「田舎なのに意外と便利」—それが玉川村の魅力。豊かな自然と利便性が共存する、まさに理想的な田舎暮らしが実現できる環境です。
【アクセス】
【列車】
- 東北新幹線で東京→ 郡山 (95分)、JR水郡線で郡山→ 泉郷駅 (35分)
【車】
- 東京-(120分)→ 矢吹IC -(10分)→ 玉川
【バス】
- バスタ新宿-(222分)→ 須賀川-(30分)→ 玉川
【飛行機】
- 大阪(伊丹空港)→福島空港(約70分)
- 札幌(新千歳空港)→福島空港(約95分)
福島県内主要都市(郡山市、いわき市、白河市)へも1時間程度でアクセス可能です。

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